ぽつぽつの稗粒種(角質腫・角質粒)は皮膚科で除去! 原因と取り方 | 首イボDr.
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ぽつぽつの稗粒種(角質腫・角質粒)は皮膚科で除去! 原因と取り方

ぽつぽつの稗粒種

顔に、ぽつぽつとしたイボのようなものができて悩まれる方がいます。

イボだと思って受診される方の中に「イボではなく稗粒種(角質腫・角質粒)だった」ということがよくあります。

この写真のような稗粒種(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)は、1回の治療で簡単に取り除くことができますので、ぜひこのタイプのぽつぽつをお顔に見つけた時は、鏡を見て悩まず皮膚科を受診してください。

今回は、稗粒種(角質腫・角質粒)のできる原因や取り方についてご説明いたします。

目の周りにできやすい白いぽつぽつ

ぽつぽつの稗粒種

稗粒種(角質腫・角質粒)は、皮膚の表面近くにできる白いぽつぽつで、一つ一つが独立して存在しています。

このぷつぷつ、ニキビのように簡単につぶせそうですが、実際はなかなか取れません。

皮膚の中の方から角栓の塊のようなものが自然にできる物。

なので、毛穴が角栓で詰まってできるコメドやニキビとはちがい、洗顔を工夫しても、クレンジングをしても取れません。自分ではキレイにしにくいできもののひとつです。

稗粒種ができる原因

稗粒種がなぜできるのか、その原因がハッキリわかっているのはごくごく一部のケースだけで、それ以外は遺伝的にできやすい体質の人に出ていると考えられています。

1) 原因がわかる例1:ステロイド外用薬を顔に塗った後にできる

原因としてはっきりわかっているケースは、お顔にステロイドと呼ばれる薬を塗った場合です。

特に、長期間に渡りステロイドを塗った場合は、稗粒種が多発する傾向にあります。

2) 原因がわかる例2:水泡性類天疱瘡の人

なじみのない病気ですが、水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいてんぽうそう)という皮膚の病気にかかっていた方にも顔に稗粒種が多発することが報告されています。

*この病気は、日本では7000~8000人程度の患者数で、年齢も60歳以上の方に多く見られます。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/4525

稗粒種のほとんどは原因不明

以上2つが、稗粒腫ができる原因と結果がわかっているケースですが、どちらも少数派です。

稗粒種のできる9割以上の方が、たまたま遺伝的に出やすいと考えてよいと思います。遺伝なので年齢に関係なく、幼稚園児でもOLの方も、高齢者でも男女関係なくどなたにも出てきます。

遺伝と言われても…顔にできて気になるので、患者さんからもできにくくする方法はないですか?とよく聞かれます。

食事はなにがよいか、睡眠時間は……など日常生活で何か気を付けた方が良いことはありますか?とも。

ただ、残念ながらぽつぽつとした稗粒種をできにくくする良い方法は無いのが現状です。

でも、安心してください! 稗粒種は皮膚科で簡単に(しかもお安く!)治療することができますので、お顔に白いぷつぷつを見つけたら皮膚科に是非相談してください。

余談ですが、私もよく別の診療の際に患者さんの顔に「稗粒種」を見つけ、ご本人に「その白いぷつぷつ、簡単に取れますよ」とお伝えすると、皆様びっくりして喜んでくださいます。

「気になっていたけれど、取れないからどうしようと思っていた~」

なんてお話ししてくださいます(^^♪

治療方法と治療回数

皮膚科や形成外科で治療を受けることができますし、1回の治療で気になる稗粒種全てを除去することが可能です。

費用も、保険診療の範囲でできますので1500円程度です。

稗粒種の取れる大きさの目安は、洗面所の鏡で見て(30㎝以上離れた距離から見て)、はっきりと白いぽつぽつがわかる以上のもの。

手鏡をのぞきこみ顔の間近でやっと見つける程度の小さなものは、取り除くことが難しいのでもう少し大きくなるまで待った方が確実に取り除けます。

綺麗な治療後

実際の治療は? 取り方をご紹介

稗粒腫の取り方は、針を使って稗粒腫に穴を開けた後、器具を用いて中の角質を取り除きます。

治療には麻酔を使用しない場合も多いですが、針を刺す時にチクッとした痛みや、角質を取り出す時に皮膚が引っ張られるような感覚はあるものの、我慢できないほどの痛みというわけではありません。

痛みに弱い方には、貼るタイプの麻酔テープを使いながら、痛みを抑えての治療も可能です。

ぽつぽつの稗粒種

ペンレス®テープという、貼る麻酔テープを治療1~2時間ほど前から稗粒腫に使用すると、痛みが全くないというわけではありませんが、かなり楽になります。

実際に、ペンレスを貼ってから治療した方は「断然貼った方が痛くない!」とおっしゃっていました。

事前に準備が必要な事が難点ですが、痛みの苦手な方、お子様、稗粒種がたくさんある方にはお勧めです。

当院でペンレス®テープを使用する場合

1.まずは、事前にペンレステープをお渡しします。受付でご相談ください。
2.治療当日は、クリニックにいらっしゃる1~2時間ほど前から、白いぽつぽつにペンレステープを貼ってください。
(ペンレステープはぽつぽつの大きさに合わせて切って貼って下さい)
3.ペンレステープを貼ったまま、クリニックに来てください
4.治療直前にテープを剝がして、治療開始です。
*ペンレステープ®は「キシロカイン」という麻酔成分が含まれる貼り薬です。麻酔アレルギーのある方は使えません。

治療後の経過

・当日は、少し出血します。処置中に血が止まるケースがほとんど。念のため小さな絆創膏を貼ってお帰り頂くこともあります。
・治療当日から入浴・洗顔はOK
・ファンデーションなどのメイクは、翌日からの方が無難です。小さな傷にファンデーションが入り込んでしまうのを防ぐためです。小さな傷なので、治療後12時間以上経てばふさがるので安心♪

治療後にうっすらとした跡ができますが、数日から一週間程度でキレイになるため、日常生活でほとんど困ることもなく生活を送ることができます。

たまに、稗粒種を取った後に、黒っぽいできものができることがあります。これは稗粒種を取った際の出血が、皮膚の浅いところで血豆のようになっているからです。自然に吸収されていきますのでほおっておいて大丈夫です。

ぽつぽつ稗粒種(角質腫・角質粒)を見つけたら皮膚科へ

一般の皮膚科で1回で簡単にとることができますので、悩んでいるのであれば、一度お気軽にお近くの皮膚科で相談してみてください。

医師の技量にはあまり左右されない治療ですので、お好きなクリニックを選んでいただいて大丈夫ですし、処置にも時間がかからないので、大方のクリニックでは受診したその日に治療を受けることが可能だと思います。

当院で受診を希望の方はいつでもご受診ください。お近くでない方は、LINE診察で事前にご受診も可能です。

AdeBクリニックでの治療予約

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