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脇の下のイボの除去方法

女性

脇(ワキ)の下のイボの除去方法についてご説明いたします。

ふとワキを見たときに、「イボ」ができていてビックリした経験のある方も多いと思います。

なかなか人に相談しにくいワキの下のイボについて、除去方法にも触れながら詳しく解説します。

ワキの下のイボの原因と種類

ワキの下にできるイボは、大きく2種類のものがあります。

1) ウイルス性のイボ(うつる)
2) スキンタッグ、皮膚軟線維腫と呼ばれる良性のイボ(うつらない)

ワキの下にできるイボは首や体のイボと異なり、片方で10個より少ない印象です。

しかも、首のイボや顔のイボなどと異なり、ぴょこっと飛び出たものが多いので、治療が簡単に終わります。

原因は刺激と紫外線

原因その1:衣服の摩擦が肌への刺激

この刺激がきっかけとなってワキの下にイボできるともいわれています。イボができるだけでなく、肌への刺激によってイボがさらにに大きくなったりしやすいです。

原因その2:紫外線
屋外で強い日差しにさらされたあとにできるケースもあるので、紫外線の刺激も原因のひとつと考えられています。

これらのイボは良性の腫瘍で、ハサミやメスで切り取る簡単な手術で除去が可能です。スキンタッグのように小さなイボなら、マイナス196℃の液体窒素を使った冷凍凝固療法(保険診療可)や、自費のレーザー治療でも施術が可能です。

イボのケア方法

簡単な処置で取ることができるイボですが、できないことに越したことはありません。

治療後に再発することのないよう、日頃からのケアをしておきましょう。

ウイルス性のイボができないようにするケア

ウイルス性のイボは、皮膚にイボウイルス(ヒトパピローマウイルス)がつくことによって広がりますが、ウイルスがついたからといってすぐに感染するわけではありません。

ウイルスがワキに定着して、住み着くには以下のどちらかの条件が必要です。

1) 正常な皮膚であれば、24時間以上付着していること
2) 小さな傷があると、傷からウイルスが定着しやすい

通常、1日1回入浴をしていれば、たとえイボのウイルスが皮膚についても、すぐにイボができるわけではありません。

何日間も入浴できない環境にあった時に注意が必要ですが、もし入院していたり、入浴ができない環境にあるときは、ホットタオルなどでわきの下を拭くだけでも十分ウイルスを除去する効果はあります。

わきの下の小さな傷…… そうです、ワキのムダ毛処理の際に小さな傷がつくことがあります。

ムダ毛の処理の際は、

①無理に毛抜きで抜かないこと。毛穴で炎症が起き、ウイルスだけでなく感染を起こす原因
②ムダ毛そり用のクリームなどを使用すること。肌とカミソリの摩擦を減らして皮膚へのダメージを減らします。
③どんなに気になっても剃るのは1日1回まで。複数回剃るのは皮膚に傷をつけます
④カミソリで剃る場合、剃刀の刃はこまめに換える事、切れない歯で何度も皮膚を往復すればするほど、皮膚表面にダメージと小さな傷ができます。

以上の4点をお気を付けください。

スキンタッグ、皮膚軟線維腫を予防する方法

スキンタッグや皮膚軟線維腫と呼ばれるイボができないようにするには、皮膚に刺激を与えないことが重要です。

日常生活で知らず知らずのうちに、皮膚に刺激を与えていないか、以下の項目をチェックしてみてください。

□ 衣服の摩擦、ワキがきつい洋服、あるいは動くたびにこすれる洋服を着ている
□ 汗を止める制汗剤を1日に何度も使用する
□ 脇汗が多く、常に汗で湿った状態にある

これらの項目で、当てはまるものがあれば今すぐ改善策を練ってください。

ワキの色素沈着を改善する方法

余談ですが、制汗剤の話が出たついでに一つお得情報をお伝えします。

それは、ワキの色素沈着を改善する方法!!

ワキの色素沈着が治らない本当の理由は、色素沈着を作る原因をやめないからです。

つまり、その原因さえ取り除けばあとは色素沈着が無くなっていきます。

色素沈着の原因とは、実は先ほどお話に出てきた制汗剤です。

制汗剤で色素沈着を起こす理由は2つ

1) 制汗剤にかぶれている
2) 制汗剤(スプレータイプ)をワキの皮膚近くでスプレーするため、ヒヤッとした清涼感ともに凍傷の陽に皮膚が炎症を起こしている

特に「2)」の凍傷で濃い色素沈着を起こしている人が見られます。

制汗剤の使用はほどほどにしてくださいね。

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