首イボはなぜできる?原因と治療法|患者様アンケートで紐解く施術の不安・治療の感想
首まわりにいつの間にか増えてくる小さな盛り上がり。その多くは良性のイボで、医学的に大きな問題はありません。
しかし、見た目の印象や衣類との摩擦によって気になりやすい皮膚症状です。とくに首は年齢や摩擦の影響を受けやすく、「気づいたら数が増えていた」という相談が非常に多い部位です。
この記事では、首にできるイボの代表的な種類と特徴、どう見分ければよいか、どのような治療が適しているかを詳しくまとめています。
見た目が似ていても原因が異なることが多いため、自己判断でのケアはおすすめできません。正しく理解し、必要に応じた治療方法を選べるよう解説していきます。
首にできるイボとは何か
首のイボとは、皮膚表面に生じる小さな盛り上がりを指しますが、医学的には複数の種類に分かれます。
原因は加齢、摩擦刺激、紫外線、体質、ウイルス感染などさまざまです。同じ「ポツポツ」に見えても、対応すべき治療は異なるため、まずは種類を知ることが大切です。
首にできるイボは以下の3つが代表的です。
1. アクロコルドン(軟性線維腫)

最も多く見られるのが、1〜3mmほどのやわらかい突起状のイボです。肌色〜薄茶色のものが多く、「引っ張ると伸びるような感触」が特徴です。
摩擦を受ける首やワキ、下着のゴム周りなどに生じやすく、年齢を重ねるにつれて数が増える傾向があります。
形状:細長い・小さく丸い・ぶら下がるような形などさまざま
原因:摩擦刺激、体質、加齢、紫外線
性質:良性でうつることはない
アクロコルドンは非常に一般的な皮膚変化で、特に40代以降でお悩みが増える傾向があります。
2. 脂漏性角化症(老人性イボ)

脂漏性角化症は良性腫瘍で、「盛り上がったシミ」のように見えることが多い症状です。
色は薄茶〜濃い褐色までさまざまで、ざらついた質感があるのが特徴です。若いころの日焼けや慢性的な紫外線刺激が背景にあり、顔や首もとに複数同時に見られることもあります。
形状:平坦〜やや盛り上がり、ざらつきがある
原因:加齢、紫外線、体質
注意点:シミと非常に似ているためセルフ判別が難しい
紫外線の影響で増えることから、屋外活動が多かった方や、日焼け歴のある方に特に多く見られます。
3. ウイルス性イボ(尋常性疣贅)

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるイボで、表面が硬くザラザラしているのが特徴です。
手指に多く見られますが、まれに首にできることがあります。感染性があるため、自己処理によって広がるリスクがあり、早期の治療が望まれます。
形状:しっかりとした硬さがあり、表面が粗い
原因:ウイルス感染
注意点:液体窒素などの治療が必要
首イボを見分けるポイント
首にできるイボは見た目の違いがわずかなため、自己判断では誤ることが少なくありません。
とくに脂漏性角化症はシミにも似ており、アクロコルドンは非常に小さいため見逃されやすい特徴があります。以下の点を参考にしてみてください。
盛り上がりがあるかどうか:シミとの大きな違いは立体感
色と質感:ざらつき、硬さ、色の濃淡で判断材料になる
数が増えているか:摩擦性のイボは徐々に数が増えやすい
痛み・かゆみの有無:多くは無症状だが、炎症があれば受診が必要
ただし、似た症状の中には皮膚がんに似たものもあるため、気になる場合は必ず医師に相談することを推奨します。

アクロコルドンが増える理由
アクロコルドンは、摩擦刺激と体質が大きく関係します。ネックレスのチェーン、衣類の襟、寝ている間の擦れなど、日々の小さな刺激の積み重ねがアクロコルドンが増えるきっかけになります。
また、紫外線による皮膚ダメージ、加齢による代謝低下、妊娠・出産などのホルモンバランスの変化もアクロコルドンの増加に影響することがあります。
・摩擦の多い部位に集中する
・年齢とともに代謝が落ちる
・体質的にできやすい家系がある
・紫外線を浴びやすい生活歴がある
これらが複合的に組み合わさり、首元に目立つポツポツができることが多いです。
自己処理は危険
首イボを爪やハサミで切ってしまう、引っ張って取る、イボコロリを使うといった自己処理は非常に危険です。首の皮膚は薄くデリケートなため、次のようなトラブルが起きやすくなります。
・出血や感染
・傷跡・凹み・色素沈着
・ウイルス性イボだった場合の拡大
・根元が残り再発する
一時的に取れたように見えても、内部組織が残ったままでは再発する可能性が高く、かえって悪化することもあります。必ず医療機関での治療を推奨します。
首イボの治療方法
首イボは種類によって治療法が異なりますが、代表的な方法は以下の3つです。
1. 液体窒素(冷凍凝固法/保険診療)
もっとも一般的な治療で、−196℃の液体窒素をあててイボ組織を凍結させます。
保険適用のため費用が抑えられる一方、痛みや色素沈着のリスクがあり、複数回の治療が必要です。小さなアクロコルドンには効果が出にくい場合があります。
2. 炭酸ガスレーザー
脂漏性角化症や脂腺腫などのイボに有効です。レーザーでイボを蒸散させるため、1回の治療で除去できるのが利点です。
しかし、イボの数が多い場合には費用と時間がかかります。
3. mikoメソッド(コールドメス法)
FLALUクリニック独自の治療法で、1〜2mm未満の小さなアクロコルドンに特化した方法です。麻酔クリームを使い、痛みを抑えながら多数のイボを短時間で除去できます。首全体に密集している患者さまにも向いています。
特徴:
・最大150個まで対応可能
・1mm以下のイボにも対応
・色素沈着リスクが低い(※個人差あり)
・首・ワキ・胸元など広い範囲にも施術が可能
これらの利点から、細かい首イボが多数あるケースでは最も適した治療法といえます。
治療後の経過とアフターケア
治療後の肌は一時的にデリケートな状態になります。赤みが数日続くことがありますが、適切なケアを行うことで美しい仕上がりが期待できます。

治療後に気をつけたいポイント
擦らない・触らない:摩擦は色素沈着の原因になるため注意が必要です。
紫外線対策を徹底する:日焼け止めを使用し、首元を保護してください。
※治療直後は日焼け止めは使用できません。日焼け止めが使用できるようになるまでの期間は日傘などで紫外線対策を行ってください。
保湿ケアを行う:乾燥すると治りが遅くなるため、保湿を丁寧に行います。
経過の目安
数日〜1週間:赤みや軽いかさぶた
数週間:肌の色調が落ち着く
数か月:色素沈着が自然に薄くなる(※個人差あり)
気になる症状が続く場合は、早めに医師へご相談ください。
首イボができやすい人の傾向
首イボは“できやすい人にはいくつかの特徴があります。以下に当てはまる場合、予防や早期の治療が役立ちます。
・摩擦が多い生活(ネックレス、ハイネックの服など)
・若いころから日焼けが多い
・家族に首イボができている人がいる
・妊娠・出産後に急に増えた
複数の要因が重なることで首イボは増えるため、日常生活の見直しも予防につながります。
首イボの予防法
予防の基本は“摩擦・紫外線・乾燥”を避けることです。
日常でできる予防のポイント
・衣類の素材や襟元がこすれないよう工夫する
・ネックレスやマスクの紐が同じ位置で擦れないようにする
・乾燥しやすい季節は保湿を丁寧に行う
・紫外線を浴びやすい生活習慣がある場合は日焼け止めを使用する
・スクラブや強いマッサージを控える
完全に防ぐことは難しいものの、日々の積み重ねで増加を抑えることが期待できます。
患者さまアンケートでわかった、首イボ治療の不安と施術後の感想

首イボの治療を考え始めたとき、いちばん迷うのは「取るか取らないか」だけではありません。
実際には、痛みはどれくらいなのか、施術後はどう見えるのか、当日はどんな流れで進むのか。こうした不安が、判断の中心になりやすい傾向があります。
そこで当院では、首イボ治療を受けた患者さまに任意でアンケートへご協力いただき、治療前の不安や施術後のご感想をうかがいました。
当院での治療を検討中の方は、参考になれば幸いです。
痛みへの不安は大きいものの、思ったより負担が少なかったという声が多い
自由記述で特に多かったのが、痛みに関するコメントでした。
「ほぼ痛みがなく、やって良かったと思う」「短時間で首元がすべてきれいになり感動した」といったお声が目立ちました。
もちろん、痛みの感じ方には個人差があります。
ただ、実際の体験談としては、強い痛みを想像していたけれど、想定より楽だったという傾向がうかがえます。
丁寧な説明で安心できた。治療選びは納得感が大切
次に多かったのが、説明の丁寧さに関する声です。
「丁寧に説明してもらえて安心した」というコメントが数多くありました。
首のポツポツは見た目が似ていても、種類が異なることがあります。
種類が違えば、向いている治療も、治療後の反応も一律ではありません。
どの方法が合いそうかだけでなく、治療後の経過や注意点、起こり得る反応まで理解できると、不安はぐっと軽くなりやすいことがわかります。
当院ではまず診察で、どのタイプが混ざっているか、どれが治療対象になりそうかを確認したうえで、治療方法の選択肢と、それぞれのメリット・注意点をわかりやすくお伝えしています。
また、施術の流れ、痛みへの配慮、施術後に起こり得る反応、赤みが引くまでの目安、日常生活で気をつけたいことまで、できるだけ具体的にご説明します。
不安になりやすいポイントを先に整理しておくと、施術当日の緊張も和らぎやすくなります。
そのため当院では、ご説明の時間を大切にしています。
当日の過ごし方で満足度が変わる。服装と待機時間のポイント
来院当日に「こうしておくと良かった」という実用的なお声も複数ありました。
まず、首元の処置では、マーキングや施術がしやすいように、首まわりが開いた服装で来院すると受けやすかったという意見が見られました。
具体的には、タンクトップやキャミソールなど、首元が締め付けられにくい服装が役立ったという声がありました。
また、麻酔クリームが効くまでの待機時間がある点もポイントです。
待機時間の目安は約20分で、その間にスマホを見られると暇つぶしになったのに、という意見もありました。
治療そのものだけでなく、当日の流れを具体的に想像できることが、来院前の心理的負担を下げる鍵になります。
こうしたお声を受けて当院でも、来院前に確認できるよう、首元が開いた服装がおすすめであること、待機時間があるためスマホなどがあると安心であることを、予約時やホームページ等でわかりやすくお伝えできるよう努めています。
なお、麻酔クリームを塗布したあとの待機時間でのスマホ操作はご遠慮いただいておりますが、スタッフから時間の目安や当日の流れをあらためてご説明し、過ごし方で困りごとがないかお声がけするよう心がけています。
少しでもリラックスして施術に臨んでいただけるよう、安心感のある環境づくりを大切にしています。
首イボは体質的に繰り返すことも。気になったらいつでもご相談を
最後に、「体質なのでまた首イボができると思うが、その時はまたお願いしたい」という声もありました。
首イボは、摩擦や加齢、体質など複数の要因が関わりやすく、再発を完全にゼロにすることが難しい場合があります。
当院では、取るべきものと様子を見るべきものを見極めたうえで、必要に応じて無理のない計画をご提案します。
もしまた気になるポツポツが出てきたときは、無理に触らず、まずは種類の確認から一緒に進めていきましょう。
再発かどうかの判断も含めて、いつでもご相談ください。
首イボは種類に応じて正しい治療を
首に生じる小さなできものは、見た目が似ていても原因や治療方法が大きく異なります。とくにアクロコルドンは数が増えやすく、自己処理で悪化させてしまうケースも少なくありません。
FLALUクリニックでは、種類ごとの診断を行い、患者さまに適した治療方法をご提案しています。多数の小さな首イボにも対応できるmikoメソッドをはじめ、脂漏性角化症などへのレーザー治療も可能です。
首元のポツポツが気になっている方は、ぜひ一度ご相談ください。
下記の予約フォームからご予約をお願いしております。
FLALUクリニック 大阪梅田院
FLALUクリニック大阪梅田院は、JR大阪駅から徒歩6分、地下鉄西梅田駅徒歩2分の場所にあります。
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AdeBクリニック秋田本院
「AdeBクリニック秋田本院」は、秋田駅から徒歩7分の場所にあります。
ご予約の際は下記の予約フォームよりご予約をお願いします。
なお、東京院・大阪梅田院・秋田本院ともに、住所は「店舗一覧」よりご確認をお願いいたします。


