首イボはなぜできる?原因と治療法を医師が解説
年齢を重ねるごとに、首まわりに小さなポツポツが増えてきたと感じていませんか?
「気になって触っていたら増えてしまった…」
「見た目が気になるけど、何科に行けばいいのかわからない」
「市販薬やオイルを塗っても変化がなかった」
そんなお悩みを抱える方が、FLALUクリニックにも多くご来院されています。
首にできる“イボ”は、医学的には「良性腫瘍」に分類される皮膚の変化で、放っておいても悪性化することはほとんどありません。
しかし、見た目の印象や数の増加など、美容面での悩みにつながることも多い症状です。
この記事では、「なぜ首にイボができるのか?」という“原因”にフォーカスして、詳しく解説します。
首にできるイボの種類とは?原因に関係する3タイプを解説

一言で「首イボ」といっても、実は原因やでき方によっていくつかの種類に分けられます。
皮膚科専門医としてこれまで多くの症例を診てきた経験から言うと、首にできるイボの約8割が“軟性線維腫(スキンタッグ・アクロコルドン)”と呼ばれるタイプです。
ここでは、首にできやすい3つの代表的なイボについて、特徴とできる原因を解説します。
軟性線維腫(スキンタッグ・アクロコルドン)
首イボ全体の約80%を占める代表格

最もよく見られる首イボがこのタイプです。
肌色〜茶色っぽいことが多いですが、場合によっては黒っぽい色をした小さな突起状のイボで、2mm以下の小さいものが多く、なかには1mm未満の粒のようなサイズも見られます。
主に、首・脇・胸元など摩擦の多い部分にできやすいです。
主な原因:体質(遺伝)と摩擦などの刺激
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家族に同じようなイボがある場合
・両親や祖父母、叔母などの親族に同様のイボが見られる場合、遺伝的にできやすい体質の可能性があります。 -
首まわりへの“摩擦刺激”が多い方
・ネックレス、マフラー、衣類の襟など、首に頻繁に触れるものによる刺激が繰り返されると、皮膚への負担が蓄積し、イボができやすくなる傾向があります。
特に、軟性線維腫は40代以降の方に多くみられます。
脂漏性角化症(老人性イボ)
加齢とともにできる“茶色い斑点”

茶色~黒っぽく見えるイボで、やや平らなものやザラザラしたもの、盛り上がったものなど見た目はさまざまなイボです。
主に顔や首・背中・下着で擦れやすい部位にできやすいです。
主な原因:加齢と紫外線ダメージの蓄積
・脂漏性角化症は、加齢や紫外線の影響などにより、皮膚の表皮細胞が異常に増殖し、角質が過剰に蓄積されることで発生する良性の腫瘍です。
・紫外線を長年浴び続けた部位にできやすく、予防にはUVケアも重要です。
尋常性疣贅(ウイルス性イボ)
手足のイメージが強いが、首にもうつることがある

一般的には手足に多い「ウイルス性イボ」ですが、まれに首にできることもあります。
イボの表面はザラザラ・ゴツゴツしており、盛り上がった形状が特徴です。
主な原因:ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染
・傷がある部分にウイルスが入り込むことで感染します。
・指や手などにウイルス性のイボがある場合、触れたことによって首や顔にもうつることもあります。
ウイルス性イボは自己判断で引っ張ったりすると感染を広げるおそれがあるため、皮膚科での診断が非常に重要です。
なぜ首にイボができるのか?主な6つの原因

首イボの多くは、「老化現象の一つ」や「刺激による反応」として、誰にでも起こり得るものです。
特に40代以降になると、肌のバリア機能や代謝機能が低下し、「イボができやすい状態」に傾きやすくなります。
以下の6つは、皮膚科でよく指摘される代表的な“首イボの原因”です。
1. 遺伝的な体質
家族に首イボができやすい人がいる場合、遺伝的に同様の体質を受け継いでいる可能性があります。
とくに「スキンタッグ」「アクロコルドン」と呼ばれる小さなイボは、体質に起因する症例が非常に多く見られます。
2. 摩擦や圧迫による刺激
ネックレスやマフラー、タートルネックなどの衣類が首元にこすれることで、皮膚に継続的な刺激が加わり、イボの発生を促します。
3. 加齢にともなう皮膚の変化
年齢を重ねると、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れ、皮膚の細胞が正常に入れ替わりにくくなります。
その結果、表皮の細胞が一部で増殖しやすくなり、小さな盛り上がりや突起として現れることがあります。
こうした変化が、イボとしてあらわれるケースも少なくありません。
4. 紫外線ダメージの蓄積
紫外線を長年浴び続けることで、皮膚がダメージを受け、表皮細胞が異常増殖し、その結果、脂漏性角化症(老人性イボ)などの変化が現れるようになります。
5. 生活習慣の乱れ・ストレス
食生活の乱れ、睡眠不足、喫煙、慢性的なストレスなども肌のターンオーバーや免疫機能に影響します。
とくに肌の修復力が低下することで、イボの発生リスクが高まると考えられています。
6. 肥満・首周りの皮膚の重なり
首回りに脂肪がつきやすい方は、皮膚の“折り重なり”によって通気性が悪くなり、汗・摩擦・雑菌が繁殖しやすい環境にあります。
このような環境は、イボの発生を助長する原因のひとつです。
首イボができやすい人の特徴とは?

首イボは、誰にでもできる可能性がある良性の皮膚腫瘍ですが、できやすい人にはいくつかの共通点があります。
以下に該当する方は、首イボができやすい傾向があるため、日常生活での予防ケアを意識することが大切です。
40代以降の方に多い傾向
40代〜50代頃から、肌の老化やホルモンバランスの変化によって皮膚の代謝が低下すると、イボができやすくなります。
脂漏性角化症などの加齢にともなうイボは性別を問わず見られますが、女性の方が肌の変化に敏感なため、気づきやすい傾向があります。
首まわりにアクセサリーやストールをよく使う方
ネックレスやマフラーなど、首元に触れる頻度が高い方は、摩擦による刺激が継続的に加わることでイボが生じやすくなります。
紫外線をよく浴びる生活をしている
首は意外と紫外線対策がされにくい部位で、日常的にダメージを蓄積しがちです。
日焼け止めを塗らない、外出時間が長い方などは要注意です。
肥満気味で首まわりに皮膚の重なりがある
汗をかきやすく蒸れやすい首元は、摩擦+湿気+雑菌という環境がイボの発生に適した状態になります。
皮膚同士のこすれも、刺激となってイボができやすくなります。
家族に首イボができやすい人がいる
遺伝的な要因も関係しています。
体質として、皮膚が過敏に反応しやすかったり、角質が厚くなりやすい傾向がある場合は、イボができやすい可能性があります。
首イボを悪化させるNG習慣とは?
首イボを予防したい方や、すでに小さなイボがある方は、日々の生活の中に潜む“NG習慣”を見直すことが大切です。
知らず知らずのうちにイボを作りやすくしている行動がないか、ぜひチェックしてみてください。
ネックレス・ストールなどを頻繁に使う
ファッションの一部として欠かせないアイテムですが、首元に直接触れることで摩擦が起きやすく、皮膚への刺激となります。
特に夏場は汗との相乗効果で蒸れやすくなり、イボの発生リスクが高まります。
ボディタオルでゴシゴシ洗う
「清潔にしたい」という気持ちで首元を強く擦ると、皮膚のバリア機能が低下し、刺激が慢性化します。
優しく洗うことが、皮膚トラブルの予防につながります。
紫外線対策をしていない
首は顔と同じくらい紫外線を浴びる場所です。
UVケアを怠ると皮膚老化が進み、イボができやすい土壌ができてしまいます。
顔には日焼け止めを塗っていても、首元は忘れがちなので注意しましょう。
湿ったままの肌を放置する
汗をかいたあとの放置や、入浴後にタオルでしっかり拭かないままの状態は雑菌が繁殖しやすくなります。
清潔に保つとともに、丁寧な保湿ケアも重要です。
自分でイボをつまむ・引っ掻く
「気になるから」と触ったり引っ掻いたりすると、炎症や感染を引き起こす原因になります。
悪化すると医療処置でも跡が残りやすくなるため、絶対にやめましょう。
皮膚科で行う首イボの治療法
結論からいうと、自己ケアだけでイボを改善することはほとんど不可能です。
イボの改善には、医療機関での治療が効果的かつ安全です。
FLALUクリニックでは、イボの種類や大きさ、数に合わせて最適な治療法をご提案しています。
- 2mm未満の首イボ・体イボ治療にはmikoメソッド治療
- 2mm以上の首イボ・体イボ治療には炭酸ガスレーザー治療
- ウイルス性の首イボには、液体窒素や炭酸ガスレーザー、外用薬(ベセルナクリーム)治療
患者さまの症状に合わせて、医師が適切な治療方法をご案内いたします。
mikoメソッドによるイボ治療
mikoメソッドは、皮膚科医として25年、首や体のイボの治療を試行錯誤してきた結果、これらをすべて満たせる治療法として生み出され、15年以上前から当院で行っている治療です。
- 1回で治療が完了できること
- 良性の2mm以下のイボなら確実に治療できること
- 傷やシミになる可能性が低い、安全な治療であること
これら3つの特徴がある治療方法です。
炭酸ガスレーザーによるイボ治療
炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)とは、「CO2レーザー」とも呼ばれている機械で、医療用メスのように盛り上がったイボをレーザーで切ったり削ったりして取ることが可能です。
当院ではフラクショナルタイプ治療ができる炭酸ガスレーザーを使用し、通常の炭酸ガスレーザーより安全に、傷になりにくく、キレイにイボ治療ができる機器を採用しています。
液体窒素によるイボ治療
液体窒素によるイボ治療は、「凍結療法」と呼ばれる方法で、-196℃の液体窒素を使ってイボの組織を一気に凍結・壊死させる治療法です。
保険での治療が可能となりますが、1回で取り切れないことが多く、数回の治療を繰り返すのが一般的です。
外用薬(ベセルナクリーム)によるイボ治療
ベセルナクリームは、ウイルス性イボの治療にも使用される塗り薬です。
皮膚の免疫反応を高めて、ウイルスに感染した細胞を排除する治療方法です。
首イボ治療の症例写真
mikoメソッドによる症例

施術名:mikoメソッド
施術の説明:2mm未満のイボに対して治療を行っていきます。※2mm以上のイボは別途レーザー除去を行っています。
施術のリスク・副作用:赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。
施術の価格表示:36,000円
当院では、患者さまのイボの状態を医師が診察し、適切な治療方法をご提案いたします。
また、クリニックのスタッフによる無料美容相談も承っております。
お気軽にご相談ください。
ご予約方法について
クリニックごとに予約方法が異なりますので、以下よりご希望の院をお選びください。
FLALUクリニック東京浜松町院
FLALUクリニック東京浜松町院は、JR浜松町駅から徒歩3分、地下鉄大門駅徒歩0分の場所にあります。
当院では、mikoメソッドによる首イボ治療を実施しているので、ぜひお気軽にお越しください。
下記の予約フォームからご予約をお願いしております。
FLALUクリニック 大阪梅田院
FLALUクリニック大阪梅田院は、JR大阪駅から徒歩6分、地下鉄西梅田駅徒歩2分の場所にあります。
下記の予約フォームからご予約をお願いします。
AdeBクリニック秋田本院
「AdeBクリニック秋田本院」は、秋田駅から徒歩7分の場所にあります。
ご予約の際は下記の予約フォームよりご予約をお願いします。
なお、東京院・大阪梅田院・秋田本院ともに、住所は「店舗一覧」よりご確認をお願いいたします。



